2016年7月29日
内川選手の「ブチギレ」は、2016年7月23日にヤフオクドームで行われた西武との試合で起きた。
ソフトバンクが1対0でリードして迎えた7回表1アウト1塁。バッターボックスには西武の4番、リーグを代表する強打者のエルネスト・メヒア選手が入っていた。この緊迫した場面で、メヒア選手が高く打ち上げた打球は一塁側カメラマン席へ飛んだ。
一塁を守っていた内川選手は、カメラマン席に身を大きく乗り出して捕球を試みた。だが、スタッフがバインダーで機材を守ろうとしたところ、打球がバインダーに当たって弾かれ、内川選手のミットにボールは収まらなかった。
このアクシデントに、内川選手は激高。捕球を「妨害」したスタッフを鋭くにらみつけ、憤った様子でミットを強く叩いた。試合中継のテレビでも、音声はわからないが、スタッフを怒鳴りつけるような口の動きを確認できる。