SAQINA BLOG

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Steamで早期アクセスを開始して、約一ヶ月が経過した本作。その現状を説明すると「大幅に未完成」というのが正直な所です。根幹となるゲームシステム自体はほぼ出来上がっているものの、本作の売りである50vs50の最大100人対戦や、輸送車両、戦車、ヘリコプターなどの乗り物類は未実装。36vs36の72人による歩兵戦がメインとなっています。また、防衛施設に関しても土嚢やタイヤなどの障害物が置けるのみで、重機関銃や迫撃砲などの兵器はありません。正しく「早期アクセス」の状態なので、完成度の高さを求めるなら、しばらく待った方が賢明でしょう。

これからのアップデート予定としては、上記未実装要素に加えて「補給線」の概念などを追加予定。ハンヴィーやトラックを使った前線への物資輸送と、その阻止が要素として加わり、より戦場らしい戦いが期待できます。
■連携から生まれる楽しさを味わえ!
スモークを使って敵拠点に強襲

一般的なFPSと比べると敷居が高く感じる本作。ゲーム内ボイスチャットが活発に利用されており、ゲーム中には作戦指揮や敵の位置報告などの情報が飛び交います。日本人同士で分隊を組まない限りは基本的に「英語」が用いられることも難しく思わせる要因でしょう。しかし、ゲームシステム自体はそう難しいものではない上、「HOLD FIRE(撃つな)」や「150(One five zero:方位150を指す)」といった基本的な用語さえ把握していれば、簡単な連携は取れます。
前線から少し離れた拠点を制圧中の分隊員たち。
暇なので集まってふざけあっている(このあと味方の手榴弾が投げ込まれた)

行軍中の突発的な遭遇戦、他分隊と協調した拠点攻撃、一斉にスモークを投げての強襲など、連携が取れて作戦が成功した時の達成感は本作ならではの面白さです。ちなみに、筆者がお勧めする役割は味方を蘇生できるメディック。そこかしこで倒れる仲間から「メディーーーーック!」と呼ばれ、味方の援護の下に敵の銃火を掻い潜って「NEVER GIVE UP!」と叫びながら蘇生する……戦争映画に登場する衛生兵を彷彿とさせるプレイができます。

基本的には英語圏の海外サーバーが主戦場になる本作ですが、有志によって国内サーバーも設置されています。Steamでは日本人グループも作られており、一緒にプレイする仲間を見つけることも出来るのではないでしょうか。万人に勧められるゲームではありませんが、他のゲームでは味わえない、大人数での連携が楽しみたいなら、『Squad』はうってつけのタイトルです。

ジャンル: 日記 — gito
12:57 PM  コメント (0)